1.私の上記の意見のように、メイクは自然で男らしく、パワフルな美しさを失ってしまいます。

男らしさを強調するような化粧もあるかも。

また、男性は女性ほど器用ではなく、男性のは化粧を悪化させるが下手です。

それに、現在、メイクアップ製品は主に女性を対象としています。

そうですね。最近、男性用も販売されるようになってきましたね。

そのため、古来からの文化では、男性は少ないかほとんど美容の概念を持っていないので、適切な製品を選ぶことができません。

確かに、最近の一部の若い男性を除いては正しいかなあ。

2.ご存知のように、従来の概念によると、女性は常に美、優しさ、女性らしさを表し、男性は強さ、男性らしさを表しています。

そうですね。

1.私の上記の意見のように、メイクは自然で男らしく、パワフルな美しさを失ってしまいます。

反論：テレビに映る男性俳優や男性歌手は、全員、あらかじめ、カメラ映りが良くなるように、メイクをします。メイクのプロが事前にメイクをして差し上げます。それで、より精悍で、カッコよくなりますので、「パワフルな美しさを失う」というのは正しくありません。

また、男性は女性ほど器用ではなく、男性の化粧を悪化させる。

これも、まったく根拠がないと思います。女優にメイクをするプロフェッショナルは男性の方もたくさんいます。また「男性が女性ほど器用ではない」というのは、典型的な「男女差別（この場合は逆男女差別だが）」であり、いまどき、このような発言をするのは、きわめて不適切です。（欧米や、日本でも）。

それに、現在、メイクアップ製品は主に女性を対象としています。

これはある程度真実だと思いますが、いまどき、男性化粧品もどんどん増えていて、コンビニですら置いてありますよ。

そのため、古来からの文化では、男性は少ないかほとんど美容の概念を持っていないので、適切な製品を選ぶことができません。

「古来からの文化では　・・・・・・・・・・できませんでした。」と過去形で書けば、この文章は正しいと思います。

2.ご存知のように、従来の概念によると、女性は常に美、優しさ、女性らしさを表し、男性は強さ、男性らしさを表しています。

その「従来の概念」が、古くて誤っている、というのが現代の考え方だからして、この文章も「過去形」で書くべきではないでしょうか。

では、なぜ男性は化粧することによって、その男らしくてパワフルな美しさを失うのか？

失うとは限らないと思います。

化粧は肌に非常に悪いからだ。

これは化粧品会社を敵にまわす発言であり、同時に世の中の女性を敵にまわす発言ですね。「肌に優しい化粧品の開発」にどの化粧品会社も取り組んでいますから。

また、化粧をしなければ誰でも同じで、短所を隠す必要がなく、自然の美しさを強調すべきです。

「すっぴんでも美しい」ヒトは問題ありませんが、「ヒトに見られたくないアザを隠すとか、傷跡を隠すとか、大きな顔を小顔に見せること」等を禁止することはできないと思います。目の癌のため片目を失っているヒトを、そのまま見るのと、片目に眼帯をして隠しておくのと、あるいは義眼を入れておくのは、本人に対しても相手に対しても、重要なマナーになると思います。化粧を全否定するのは「義眼」を否定するのと同様に、その個人の人権侵害にもなりえるのではないでしょうか。

これから、人々や社会は、外見だけでなく、男性や女性自身の他の価値観に焦点を当てます。

外見ではなく、内面（性格）の方が大事である、というのは太古の昔から言われ続けてきている正論ですが、「外見だけでなく」と書かれている表現にも含まれているように、外見抜きでよいのではなく、外見の重要さを100％無視することはできません。